熱海で1泊10万円の旅館「海のはな」に泊まってきた。大満足したからおすすめするよ
熱海とワタミの区別がつかなくなっているみなさん、こんにちは。魚民です。嘘です、ライターのしまけんです。
最近、熱海が熱いってご存じですか?
バブルが弾けてからいい話題がなかった熱海も、ここ最近は若者が集まるホットスポットになってきています。
綺麗な海、毎月ある花火大会、うまい魚に、レトロな街並み!そして、東京から43分というアクセスの良さも後押ししてるようです。
いいねぇ、いいねぇ、熱海!熱い海と書いて、熱海!
そして今回は、タイトルにある通り1泊10万円の旅館「海のはな」に泊まってきましたので、熱海レポートと一緒にお届けしたいと思います。
熱海の旅館「海のはな」とは?
海のはなとは、静岡県熱海市下多賀にある旅館。熱海の中心街から車で20分くらい走った山の頂上にあります。
部屋の数は全部で6部屋。その数からわかるようにこじんまりとした旅館なんですが、逆にそれが上質さを味わさせてくれるというか。たった6家族しかいないと思うと、選ばれたもののように感じてしまうのです。
じゃらんの評価もすこぶるよく、日本全国の高級旅館をまとめた雑誌でその存在を知ったくらいなので、各方面から評価されていることがわかります。
こちらは受付の待合室から見える景色。これ、待合室ですからね。海と空と山が一望できる最高の景色。向かいには熱海の街が見えます。歓楽街から離れ、人の気配も少ないこの場所にいられるということにワクワク感を感じたのを覚えています。
ちなみに夜になるとここでお酒が提供され、夜景を眺めることができます。
新幹線より車がおすすめ
話を少しだけ戻すと、ここまでくるのに少し苦労しました。
いい景色ということは、それだけ山を登ったということです。かなり急斜面で、プリウス1台がギリギリ走れる広さの道を超えてきました。バンでも走れるということでしたが、僕にはちょっと無理かなと思います。
また、熱海駅から距離があるため、新幹線で行くよりは車で行ったほうが便利かなと思います。近くに電車の駅がありますが、そこまで歩くのにも急斜面を下るので、足の悪い人や妊婦さんがいる場合は、車をおすすめします。
「海のはな」には2種類の部屋がある
海のはなには、離れとよばれる「2人で10万円/泊」と通常タイプの「2人で5万円/泊」の部屋があります。私は今回2泊したので、どちらの部屋にも1泊しています。
通常タイプのお部屋にも露天風呂がついている
まず初日に泊まったのが、通常タイプ。こちらが2人で5万円程度でした。部屋に入ると、この景色がどかーん!!と目に飛びこんできます。
もう、最高。ほんとうに想像していたものが、そのままそこにあるという感じです。
なんていうんでしょうね、この日本の良さである木を使った露天風呂。これだけで、心が癒され、さらにその先に見える海や空、山。この景観は絶対日本じゃないと見れないし、「熱海、お前ってやつは〜」と心の中で涙しました。
お部屋の写真なんですが、完全に取り過ごしてしまい、荒らした後の様子となることを、お詫び申し上げます。部屋はすごくシンプルで、そこまで広くありません。ただ、メインが露天風呂だしこの景色だし、そこは気にすべきところではないかなと。(結局10万のお部屋に行って、後々驚くことになるのですが)
僕はこのお風呂に、合計4回入りました。到着してすぐ、夜に一回、早朝に一回、チェックアウトする前に一回・・・。
もう最高なんです。ちょっとSigur Rosなんか流したり、普段は聞かないようなリラックスできる音楽流したり・・・。もう最高なんです。
ちなみに、部屋の外にも個室の温泉が2つあり、予約すれば50分程度使用できます。そちらのお風呂も最高なので、ぜひ試してほしいです。
離れの部屋には露天風呂が2つついている
二日目は離れと言われる一泊10万円の部屋に泊まりました。離れというだけあって、本館から階段を登って別のお部屋に移動します。ここは完全に独立したコテージという感じで、隣の部屋のことを気にする必要はありません。
正直、期待していなかったんですよ。だって、5万円の部屋で十分満足したから。甲子園で優勝したくらいの気持ちでいたんですね。
それが10万円の部屋に行ってから、自分が井の中の蛙だと理解するのに時間はいりませんでした。時間を旅しなくたって、一瞬でわかったんです。
この部屋、はんぱないって。
まず部屋の広さが段違いで、ベッドが2つあります。もう、ふっかふか。体がこんなに心地よく沈むベッドなんて、久々。
ベッドルームにはテレビがあって、あとは東南アジアにありそうなアミアミの椅子もあります。
そして和室も用意されています。たぶん2人以上でくる場合は、こっちに布団を引くのかな?部屋が広すぎて、こっちは使いませんでした笑
そして見てくれ!たまえ!
この雄大な景色を!!テラスがあるんですよ!!!!
こんな景色を前にした僕は、いてもたってもいられず20年ぶりにペンを持ちました。そして、描いた絵がこちら。
似ても似つかぬ!!まあ、いいのだ。これはゴッホとバッハを混ぜた感じの作品なのだから。感じろ、感じるんだ。
あと忘れてはいけないのが、お風呂。
噂通り、部屋に2つお風呂がありました。部屋に2つ風呂があるって、もうわけわかんなくない?
手前にあるのが、木でできたスクエア型のお風呂。乙ですね====
そして奥にあるのが、石のお風呂。足を伸ばせて快適。
目の前にある扉をひらけば、この景色。もう最高じゃないですか?しかも、裸の開放感。昼間っから、ずっとお風呂はいっていました。
最初は5万も、10万も変わらんだろくらいに思っていましたが、実際泊まってみると全然違います!!圧倒的に離れのほうがおすすめです。
何より花火が綺麗に見える
離れは前に何もなく、とにかく景色を見渡すにはもってこいの場所。ちょうどこの日は花火が上がる日だったので、お風呂に入りながら堪能しました。
海と山と花火。最高っす。熱海最高ー!誰にも勝ってないのに、勝手に祝杯をあげました。完全な独り相撲というやつです、はい。
雄大な自然が産んだ繊細な食材を堪能
熱海といえば温泉が有名ですが、海鮮も忘れちゃいけません。今回は奥さんと行き、ちょうどマタニティだったので、1泊目はマタニティディナー、もう2泊目は通常のディナーにしました。有料のプランは事前に相談可能です。
海のはなのマタニティディナー
まずは1泊目の通常のお部屋でのディナー。言葉少なめ、写真多めでお伝えします。
エビと酢の和え物。
いちいちうまい御前。
ビールやお酒は別料金。
近海のお魚を使った刺身。
アワビを贅沢に使った料理。初めてアワビ食べましたが、肉厚でほんとおいしかった。
このほかにもあったのですが、写真撮り忘れています。ごめんなさい。さらに、朝ごはんの写真も撮り忘れています。ごめんなさい。
おいしすぎて撮る暇ないんですよ。
離れのご飯は別の建屋で
2日目はお肉のあるディナーにしました。こちらが1皿目なんですが、初球から160km投げ込んできています。
ワン物は出しが来ていて、ほっこり。
お刺身は必ずといっていいほど出てきますね。
「伊勢海老がちょうど手に入ったから〜」といって出してくれました。そんな気軽に出していいものなの??w
アワビアゲイン。肉厚でその場で焼いて、カットしてくれます。
金目鯛の煮付けがサービスででてきたんですが、最高にでかくて、最高にうまかったので平らげました。
熟成肉というやつです。
さらっと最後に。
しゃぶしゃぶもありました。写真の抜けがあるかもしれませんが、そこは現地にいってからのお楽しみということで。
しょうじきここまでご飯が出てくるとは思わなかったので、1時間前に熱海プリンを食べたのが悔やまれます。
サービス、ご飯、温泉の3つが旅館の醍醐味でありますが、かねがね全て満足できました。しかも、6家族しか泊まれない、高い価格帯ということもあり、とても落ち着いた雰囲気が最高でした。
そして海のはなだけではなく熱海の街も最高で、なんというか旅館にいる時間だけではなく熱海旅行として最高のものになりました。なぜ今まで熱海に来なかったのだというくらいね。
最後に熱海でとった写真を振り返りながら、みなさんとお別れしたいと思います。
写真で振り返る熱海
ほとんどの時間は旅館ですごしたのですが、駅近にも足を伸ばして少し観光をしました。
熱海駅から徒歩5分の距離にある熱海プリンのお店。
ひもの屋さんがやっぱり多い。
饅頭屋さんもやっぱり多い。
振り返って熱海はどうだった?
浜松には舘山寺という有名な温泉地があるのですが、熱海のほうがより観光地化されていて楽しむ場所が豊富にありました。規模は圧倒的に熱海ですね。熱海市ですから。
ほんと史上最高の2日間でした。熱海の海のはなさんには感謝感謝、雨あられ。
すごく長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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