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浜松のはてな

月1更新です。

【危機】静岡県は深刻な人口減少に面している

静岡県は、日本全国でも問題となっている人口減少の危機に面しています。特に、静岡県は全国でもトップクラスの減少率。

浜松市と静岡市の大学生世代の転居率が大きく、他の政令指定都市と比べて危険な状態です。特に男性より女性の転居率が高いとのこと。なぜ、静岡県からの転居率がこんなにも高いのでしょうか?静岡県在住の私からしてみたら少し寂しい話です。この課題を解決を考察するためにも、今回は人口減少の原因について考えてみました。 

1.大学がない


ものすごく根本的なところです。大学生世代がいないということは、大学がないと思うのは普通ではないでしょうか。2015年現在静岡にある大学の数は、国立大学が2校、公立が2校、私立が8校。

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大学数は、県内の人口が同程度の茨城県とほぼ同じ数です。大学数は人口数に対して、適度な数なのかもしれません。しかし、大学の種類に目を向けてみると少し見方が変わります。医療系、福祉系、理工系の大学が多いんですよ。これでは、女性が通う大学が少ない気もします。大学の数というよりも、学部が大きく影響しているのではないでしょうか。

また、茨城県には、筑波大学があります。テクノロジーも教育も全国でトップレベルの大学です。そこを卒業すれば、周りから頭がいいと思われます。それは、地元の誇りにもなるでしょう。静岡にも、全国的にも有名な大学があれば、地元の学生もそれを誇りに思い、地元の大学へ進むようになるのではないでしょうか。

 


2.名古屋と東京に挟まれた最凶の立地


静岡県には、新幹線の駅が6つあるのは知られた話。これは、日本全国でトップの数字。(でも、のぞみは止まらない)なぜこんなにも駅があるのか謎ですが、この新幹線のおかげで、東京にも名古屋にも簡単に行けるようになりました。

 

 

例えば、浜松から名古屋へひかりで30分あれば行けます。たった30分の距離なので、名古屋へ行こうとなります。そのため、浜松から名古屋方面の大学へ行く学生はとても多い印象。さらに、静岡市から東京も新幹線で1時間で行けてしまいます。地元に帰りたい時に、すぐに戻れるだけのアクセスがあるです。この便利さが、静岡の学生が外に出てしまう理由の一つであると思います。

 


3.冷えきった街中


静岡市はともかく、浜松市は政令指定都市とは言えないような街中のにぎわいです。駅から一歩外に出ると、正直ぱっとするものがありません。夜も、あまり賑わっておらず廃墟と化した商店街がいくつもあります。10年以上前は、街中は人で溢れかえっていましたが、イオンが郊外にでき徐々に衰退してきました。

 

しかし、これは、時代の流れとしてしょうがないことなのかもしれません。車を持つ人口が増え、わざわざ駅に行かなくても、郊外のショッピングモールへ行けばよくなりました。これは、街がある程度都市化すると起きてくる現象です。浜松だけではありません。

便利さを求めて駅の近くに住んでいた人々が、徐々に郊外などに流れたりするのです。それに伴い、街中は衰退をすることとなりました。イトーヨーカドーもつぶれ、松菱もつぶれました。

これだけ活気がないと、元気がないように見えるため人が街に行かなくなります。その悪循環に入っている気がします。

 

 

4.女性が戻ってこないというのが大問題


一度出ていった女性が戻ってこないのは大問題。静岡県は、工場がたくさんあります。特に、静岡県西部は、ヤマハ発動機やスズキなど自動車やバイクのメーカーなど世界に知られた大企業が生まれた土地。そのため、製造業がとても発達しています。そのおかげで、仕事探しはあまり困りません(リーマンショックの時は悲惨でしたが)男性にとっては、仕事を探すのは特別大変なことではないかもしれない。

 

しかし、女性からしてみたらどうでしょうか?女性がキャリアを作れる仕事がどの程度あるのでしょうか?正直あまりない。あっても、事務職や、銀行、役所などの仕事ばかり。例えば、語学などの大学を大阪や東京で卒業しても、そのキャリアを生かす事ができる仕事がなければ、女性は戻ってくることはないでしょう。

人を増やしたければ、女性がキャリアを作りやすい環境、つまり業種を増やす必要があります。

 

これは、社会としてとても難しい問題です。仕事を増やすというのは市の戦略に任されるところが大きい。誘致する企業をどこにどう集めるのか、長期的な目線で戦略的に行う必要があります。金銭的、人的投資を集中して行うことが大切になると思います。

 


まとめ


静岡県が衰退していくというのは少し寂しい話です。私も出来る限り街を発展させられるようにお手伝いをしていきたい。浜松市で少し寂しいのは、偉人が多くいる割には、今の浜松市には挑戦しようという勢いがあまりないところである。実際、政令指定都市でも最低レベルの起業率とか。【やらまいか】という考えは時代の流れとともに風化してしまったのだろうか?